すべて過去になる

今日やったこと、今日考えたこと、すべてが過去になる。

カレーツリー

夏の終わりに購入したカレーリーフ
今のとこ秋風のなか踏ん張っている模様。
冬を無事に越せますように。

昨年だったか一昨年だったかな、
プランター植えしてた茗荷を、もっと自由に、
もっと広々としてあげなきゃと地植えにした。
そしたらこの夏、葉っぱに勢いはないし、
茗荷もほんの少ししか採れなかった。
秋も中盤になりつつあるこの頃、
様子を見るかと土を掘り返した。
何ということでしょう、
私が植え付けた
手のひらサイズの地下茎は姿を消してたのよ。
地下茎はやせ細りヨレヨレ。
がっかりだわ。
水はせっせと与えていたけど、根腐れしたのか。
地植えで根腐れねぇ。
アルカリ質な砂壌土が悪いんだと思う。
腐葉土プランターミックス土を入れ、
生き残った細い地下茎に望みを託したとこ。

そういや庭の隅っこに、株分けしたルバーブを植え付けてたんだけど、ルバーブの子も根腐れして枯れた。意外と地植えも難しいな。

カレーツリーに話は戻る。むかし友達がカレーの匂いがするでしょ?と言ってたけど、カレーの匂いはしない。そもそもカレーリーフと名付けたのは英語圏のニンゲンらしい。漢字では大葉月橘あるいは南洋山椒となっている。サンショウの仲間ではなく、ミカン科のゲッキツ族なんだそう。漢字名からイメージするほうが、匂いとうまく一致する。サンショウの葉っぱとか、野山でふわっと薫る爽やかな独特の香りに近い。カレーリーフを見ると思い出すのが、英語学校のクラスメイトだった女の子。クラスメイトみんなで行った植物園にカレーツリーがあったんだけど、インド人チームは嬉しそうにカレーリーフを採取してカバンに突っ込んでいたんだよなー。誰も気にも止めない、本人たちも嬉しそう。植物園だけどゆるくっていいなぁと。別の友達カナディアンは植物園でバラを摘んでたし。ゆるーくうまくやっていったほうが、カリカリせずに丸く収まることを私はこの地で学んだ。杓子定規に、白黒はっきり、イエスかノーかなんて生きてると息苦しい。
そういういろんな記憶が蘇るカレーツリー。
うまく育つといいな。

レモングラスやコブミカンも欲しいんだけどね、冬を思うと難しい。何よりほしいのは梅の木。探してるけど、まぁ売ってないこと。日本人少ないものなぁ。仕方ないか。

そういや子供の頃、日本のホームセンターのハーブコーナーでレモンバームとかの匂いを嗅ぐのが好きだった。そのハーブエリアにはカレーの匂いがするハーブもあった。ついつい嗅いで、あゝカレーくさっと楽しんでた。あれ、何のハーブだったのか。